旅と読書、ときどきアート

2019年に独立しました。誰もが手にできる「生業(なりわい)」という考え方に共感し、日々試行錯誤しています。

技術者たちとの会話

先週は、いろいろな出会いがありました。

まず、想定していなかったことは「農地の活用方法を考えて」という相談でした。休耕中の農地をどうにかして活かしたいと考えている人が意外に身近にいることを知り、興味を持ちました。これは9月ごろに見学に行くことになりました。

そして韓国。韓国に興味のある学生さんに、将来ビジョンについて相談を受けました。本人の承諾を得ていないので詳細は書けませんが、頑張ってほしいですね。

 

今週のメインイベントは、2人の技術者たちとのミーティング。製品の試作の相談のために集まってもらったのですが、彼らはそれぞれの分野で経験値が豊富で、いわば日本の(場合によっては世界の)第一人者です。私は技術者ではなく、経営者であり企画屋ですが、彼らと共有した認識で、日本の技術力の将来を予見するものがいくつかありました。いくつかはマスコミでの語られていることですが、今回肌で感じることになりました。それは、

 

①モノづくりには、中国の技術や製品の活用は絶対。

②今後、日本国内の中小製造業の数は激減。これは事業継承の問題を乗り越えられないことによる。

③仕事は減らないから残ったところに仕事は集中するだろう。

 

なるほどなー。前述の農地の話もそうですが、時代とともにモノの見方・仕事の仕方を変えないと生き残れないということです。事業承継の問題は、どの産業分野にも当てはまります。今すぐ何かが始まるということではないかもしれませんが、興味のある分野なので、情報を集めていきます。